イギリス式!?赤ちゃんのお風呂の入れ方は保湿が大事【固定式シャワー・バスタブなしの場合】

イギリス式?赤ちゃんのお風呂の入れ方 育児

イギリスのお家には、必ずしも日本と同じようなお風呂の設備があるとは限りません。
ちょっといいホテルにすらバスタブがなかったりシャワーの水圧がいまいちだったり…。

かといって、バスタブ付きを売りにしているのも見たことがないので、単に人々の中でお風呂の重要度が低いようです。

大人は慣れればどうということはないのですが、赤ちゃんのお風呂となると少し工夫が必要になります。
この記事ではイギリスで赤ちゃんをお風呂に入れる際の工夫をご紹介します。

お風呂の設備がしょぼい・・・

我が家のお風呂場は、バスタブがないばかりか今まで見たことがないくらい狭く、シャワーは固定式(プールの更衣室のような上から降ってくるタイプ)です。

広さとしては大人一人が立って入るのにちょうどいいくらいの感じです。畳1畳分くらいでしょうか。

せめてシャワーが可動式(普通のホースとシャワーヘッドが付いているもの)ならなんとかなりそうなのに…。

詳しくはこちらの記事に写真付きでまとめています。↓

考えて行きついた方法2パターン

いろいろと考えて試してみた結果、二つの方法を使い分けてお風呂に入れるようになりました。

なんとどちらの方法もバスルームは使用していません!

キッチンの床にベビーバスを置いて入れる

用意するものはこちら。

キッチンの床にお湯をためたベビーバスを置いて赤ちゃんを洗います。

湯上りの赤ちゃんを置く用のバスタオル、拭く用のタオル、換えのおむつ、おしりふき、体を洗う用のガーゼを準備。

お風呂に慣れるまでの頃は上にタオルをかけたうえで湯船につけていましたが、いつの間にかしなくなりました。笑

シャンプーのみ服を脱がせる前にしてしまい()、ベビーバスに入れてすすぎつつ体を洗います。

お湯を張ったベビーバスは重くて持ち上げるのが大変なので、使ったお湯は手桶(ボウルで代用)ですくってシンクに捨て、残り少なくなってからシンク上で栓を抜いています。

頭と首、顔を拭く

後で詳しくご説明しますが、実は盛夏以外はほぼ週1回しかお風呂に入れていません。

ただ、やはり頭や首は汗をかきやすかったり顔はなにかと汚れやすくてそのままにしておくのは気になります。

特に生後1~3か月の頃は額から頭にかけて脂漏性皮膚炎になりやすいですしね。

そんなときに頭や首、顔だけきれいにするようにしています。

用意するのはこちら。

顔と首を拭いた後、手桶のお湯で頭を丸洗いするだけです。周辺は濡れるのでバスタオルを敷いておきます。

イギリスでは赤ちゃんのお風呂は週1って本当!?

お風呂週1回の理由

さて、前の章でも少し触れましたが、実はイギリスでは赤ちゃんのお風呂は毎日ではないんです。

これは単に習慣の違いと言うわけではなく、赤ちゃんが生まれてすぐにミッドワイフからお風呂に入れすぎないようにと説明されます。週1回と指示される場合もあれば週2回と言う人もいるようです。
我が家に来てくれたミッドワイフは週1回と言っていました。

理由としては皮膚が乾燥しすぎるのを防ぐため。
イギリスには硬水の地域が多いので、日本と同じような要領で毎日お風呂に入れてしまうと乾燥してしまいます。

保湿におすすめの3点セット しかも楽!

このような理由で、イギリスの赤ちゃんの肌のケアでは特に乾燥対策が重要です。

我が家では乾燥対策にはこちらの製品を使っています。

まずはこちらのinfa Careのバスジェル。(上の写真の中では詰め替え容器に入っています)

バスタブのお湯に溶かして使用すると洗浄効果・保湿効果が期待できます。

すすぎの必要がないので大変楽です。特にシャワーが使えない我が家では使わない手はありません!

次に、こちらは日本でも定番の保湿ローションワセリン

バスジェルを使って入浴→お風呂上り後すぐにローションで保湿→ワセリンを上から塗って蓋をするという方法が効果的なようです。

おまけ:試してみてダメだった方法

シンクをベビーバスとして使っている

当初はシンクを消毒して湯船として使っていました。

直に置くわけにはいかないのでマットタイプのベビーバスを利用。

このマットタイプのベビーバスが厄介でお湯を張った中に置くと浮いてきてしまいます。結局初回しか使わず、バスタオルを中に敷くようになりました。

そしてなにより、この方法ではシンクが小さすぎて生後2か月(4㎏ちょっと)になるころには入れるのが難しくなりました。

イギリスのキッチンのシンクはなぜかどこの家も一様に小さいみたいで、日本で一人暮らしをしていたころのシンクの2分の1ほどの大きさです。

シンクにバスタオルを敷いてバスタブとして使用する方法は、赤ちゃんがごく小さい頃限定と言えそうです。

まとめ

イギリスの家のバスルームは、残念ながら赤ちゃんの入浴に使いづらい場合があります。
その上水質が硬水であることで赤ちゃんのお肌が乾燥しやすいというデメリットも。

しかし、少し工夫することで十分楽に赤ちゃんをお風呂に入れることができますしお肌の健康を守れます。

大切なのは、

  • バスルームが不便ならバスルームにこだわらなくてOK(ただしシンクはかなり使いにくい)
  • お風呂に入れる頻度は週1~2回
  • 保湿は日本にいるときよりさらにしっかりと!

という3点です。

それぞれのお家の設備に合った方法を是非模索してみてください。

お風呂について以外にもイギリス育児には驚きがたくさん!こちらでご紹介しています。↓

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