2019年8月からイギリスに住み始め、気温の次にショックを受けたのが住宅事情でした。
ちなみに、住んでいるのは築120年ほどのカレッジの寮(夫婦世帯用、0歳児のみOK)です。
市街地や公園に近く、立地としてはかなり良物件。東京よりも住居費が高いケンブリッジで、この立地なのに月700ポンドちょっとというのは破格です。
実際に入居したときに撮った写真をお見せしつつ、ケンブリッジの家族寮がどんなものなのかご紹介します。
※寮によって違うのであくまで一例です!
リビング

イギリスのフラットの多くが家具家電付きです。
我が家も例にもれず家具家電付きでした。
ソファ、勉強用デスクとチェア、ローデスクがありました。
床は前の人が土足で使っていた可能性は高い上、明らかにあまりきれいじゃない…。クリーニングには入っているとのことですが、いいかげんそう。

今後赤ちゃんがハイハイすると考えるとちょっと…。
必死で掃除しなおしました!
ダイニング

洗濯機と小さい冷蔵庫はあるけど、なんと冷凍庫はありません。
しかもこの冷蔵庫、(写真には写ってませんが)一人暮らし用のより小さいという…。
個人的には洗い方の甘い皿が戸棚にしまってあるのが耐えられませんでした!開かずの扉にしてしまい使用していません。
でも、うちはまだ洗濯機が自室にあるだけマシのようです。(※イギリスではキッチンに洗濯機があるのが普通です。)
いつでも都合のいいときに気兼ねなく洗濯できます。
別棟にある寮もあるそうで、そういったところだと
- 雨の日に洗濯に行くのが大変
- 他の寮生との兼ね合いで洗濯が自由にできない
- 洗濯のたびに3ポンド(500円ほど)かかる
ということもあるのだとか。
バスルーム

この手前側にトイレと洗面台があります。まさかの浴槽なし。

日本では夏でも浴槽に浸かっていた私としてはつらい。
カビがすごいと思いカビキラーをかけてみるも一部しか取れませんでした。長年の汚れか何かで、カビではなかったようです…。
ちなみに、Mould removerで探すとカビキラー的なものが購入できます。
我が家で使っている製品はこちら。スーパーで売っていた液体をそのままかけるものも使ってみましたが、やはり日本にあるようなスプレー式の方が使いやすいです。
ベッドルーム

マットレスから独特のにおいが。

ストレートに言うと、なぜか加齢臭っぽいニオイ…
でもなぜか寮の決まりでマットレスの交換不可!ファブリーズを買いに走りました。
イギリスって(海外全般?)無香料の消臭剤が少ない気がします。ファブリーズも本当は無香料のがよかったのですが…。上のリンクのも無香料ではありませんが、比較的気になりにくい香りでした。
最大の問題は…
お風呂のシャワーが固定式
ここまでお見せした通り、設備が拙かったり、清潔感に問題があったりした我が家。
しかし、一番の問題はお風呂でした。もう一度写真をご覧ください。

そう、シャワーが固定式なのです。プールの更衣室のような感じです。
これは赤ちゃんを入浴させるとき絶対に困る…。
部屋が寒い(9月なのに…)
そして極めつけは何と言っても、部屋が寒いことでした。
9月にもなると最高気温15度ほどにしかならない日もあるのに、セントラルヒーティングは中央管理になっていて10月にならないとつかないというのです。
大抵の建物では、セントラルヒーティングがつくのは10月~4月の間のようです。
寮のスタッフに相談したところ、電気ストーブを貸してもらえましたが…。(セントラルヒーティングが付いてからは廊下まで暖かく快適でした!!)
まとめ
このように、立地以外は残念な我が家です…。
このような家でいろいろと工夫をしながらなんとか0歳児育児をしています!
それについても今後ご紹介していきたいと思います。